材料・技術

積層ピッチとは?見積もり時の確認ポイントと費用への影響

2026年4月14日
FDM, 積層ピッチ, コスト, 品質
積層ピッチとは?見積もり時の確認ポイントと費用への影響

積層ピッチとは

積層ピッチ(Layer Height)とは、3Dプリントにおいて1層あたりの厚さを指します。一般的に0.1mm〜0.3mmの範囲で設定され、この数値が造形品の表面品質、強度、そしてコストに大きな影響を与えます。

例えるなら、積層ピッチは「ケーキの1枚の厚さ」です。薄くスライスすれば滑らかな仕上がりになりますが、枚数が増えて時間とコストがかかります。逆に厚くスライスすれば早く・安く仕上がりますが、層の段差が目立つようになります。

積層ピッチが品質とコストに与える影響

積層ピッチ表面品質造形時間コスト目安
0.1mm(高精度)非常に滑らか約3倍
0.2mm(標準)適度な滑らかさ標準標準
0.3mm(粗い)層の段差が目立つ約0.6倍

0.1mmと0.3mmでは、造形時間が5倍近く開くこともあります。これは工場の機械稼働時間に直結するため、見積もり金額に大きく反映されます。

見積もり時の確認ポイント

  1. 用途を明確にする:試作品なら0.2mmで十分。最終製品の見た目重視なら0.1mm。
  2. 後処理の有無:研磨・塗装をする予定なら、0.2mmや0.3mmでも仕上がりは改善できます。
  3. 強度要件:層間の接着力は積層ピッチに影響され、細かいほど層間が密になります。
  4. 相見積もりで比較:0.1mmと0.2mmの両方で見積もりを取り、品質とコストのバランスを確認する。

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