比較・選定

金属3Dプリントと切削加工、どちらを選ぶべき?コスト・品質・納期で徹底比較

2026年4月9日
金属3Dプリント, 切削加工, CNC, コスト比較
金属3Dプリントと切削加工、どちらを選ぶべき?コスト・品質・納期で徹底比較

2つの金属加工技術の違い

金属部品を製作する際、近年「金属3Dプリント(金属積層造形)」が注目を集めています。一方で、伝統的な「切削加工(CNC)」も依然として主流です。

金属3Dプリントは、金属粉末をレーザーで溶融固化させながら積層していく技術です。複雑な内部構造・中空形状・軽量化設計が可能なのが最大の強みです。

切削加工は、金属の塊(素材)から削り出して形状を作る伝統的な方法です。高い寸法精度と表面粗さが得られ、実績豊富な工場が多いのが特徴です。

コスト比較

比較項目金属3Dプリント切削加工
単品・試作安い(冶具不要)高い(プログラミング・冶具費)
小ロット(10〜50個)中程度中程度
量産(100個以上)高い安い(単価低下)
複雑形状安い高い(加工時間増大)

品質と精度の違い

  • 寸法精度:切削加工は±0.01mm程度。金属3Dプリントは±0.1mm程度が目安。
  • 表面粗さ:切削加工はRa 0.8〜3.2が標準。金属3DプリントはRa 6〜12と粗め。
  • 内部欠陥:金属3Dプリントは熱ひずみ・残留応力に注意。熱処理が必要な場合あり。

どちらを選ぶべきか

  1. 数量が1〜5個で複雑形状→ 金属3Dプリントを検討
  2. 数量が50個以上で単純形状→ 切削加工を検討
  3. 内部に複雑な流路・中空構造が必要→ 金属3Dプリントのみ対応可能
  4. 高い寸法精度・滑らかな表面が必須→ 切削加工が有利

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