材料・技術

SLAとSLSの違いを徹底解説:光造形と粉末焼結、どちらを選ぶべきか

2026年4月4日
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SLAとSLSの違いを徹底解説:光造形と粉末焼結、どちらを選ぶべきか

SLAとSLSとは

FDM(熱溶解積層)に次いでよく使われる3Dプリント方式がSLA(光造形法)SLS(粉末焼結積層造形)です。どちらも高品質な造形が可能ですが、原理・特性・用途が大きく異なります。

SLA vs SLS:主要項目の比較

比較項目SLA(光造形)SLS(粉末焼結)
表面品質非常に滑らか(Ra 0.2〜1.0)やや粗め(Ra 4〜8)
寸法精度±0.05〜0.1mm±0.1〜0.3mm
強度中程度(脆い傾向)高い(靭性あり)
サポート材必要(除去跡が残る)不要(粉末が支持)
対応材料各種レジンPA12・PA11・TPU等

SLAが向いているケース

  • デザインモデル・展示品:滑らかな表面で見た目重視の試作に最適
  • 精密部品の試作:高い寸法精度が必要な場合
  • 医療・歯科モデル:生体適合性レジンを使った用途
  • 透明部品:透明レジンで光学部品の試作が可能

SLSが向いているケース

  • 機能部品・実働部品:高い靭性と耐久性が必要な場合
  • 複雑形状・中空構造:サポート材不要で自由な形状設計が可能
  • 小ロット製作:1回の造形で複数部品を同時製作できる
  • ヒンジ・スナップフィット:繰り返し変形に耐える部品

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